
たっぷりおもち
私はまず、この件について上司であるSAの支配人にたずねてみました。
ですが、支配人もこの件をまるで知らないとの話でした。
支配人ともなれば、他エリアの支配人も集まる会議にも何度も出席しています。
『特に帰省の多かった年末年始に、そうした光景が目立った』という
書き方からして、この現象は原発事故以降ずっと続いている現象という書き方です。
色々と問題山積の被災地の支配人が集まる会議で、この記事の内容が
事実であるなら話題にのぼらないはずがありません。
安達太良と那須のSAは経営が一緒の会社でして、那須にはツテがあります。
知人二人にたずねてみたのですが、二人とも記事に書かれたような話を
まるで知りませんでした。
私はうち一人に、清掃業者への聞き取りを依頼しました。
この記事では阿武隈高原SA、黒磯PA、上河内SAの清掃職員が
証人として登場しています。
少しややこしいのですが、私のような店で働く人間は店子の企業に
雇われていますが、清掃職員はネクセリアに雇われています。
屋外に捨てられるゴミの処理はこの清掃職員の方々が行うのですが
雇い主が違うわけで、そのへんの理由から、こちらに情報が
入ってこない可能性も皆無ではないなと思ったわけです。
ですが、私が直接聞いた安達太良の清掃職員も、聞いてもらった
那須の清掃職員も『福島の銘菓、野菜、米など大量に捨てられる』
そんな光景は一度たりとも見ていないと言うのです。
大量どころか、少量でさえ見たことがない…と。
記事の中で大量に捨てられていたと出てくる
阿武隈高原SAは安達太良SAと50キロぐらいしか離れてませんし、
黒磯PAに至っては那須との距離は10キロ少々です。
その距離で現象を全く確認できないわけですから
記事の信憑性は致命的なまでに疑わしい、というものです。
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